Velox1’s blog

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大戸屋騒動〜お客はよーく見ている!

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大戸屋の取締役11名のうち10名解任を株主コロワイドが提案したとのこと。

この記事については株主側に否定的なコメントを多く見かけますが、総じてセントラルキッチンの導入などいわゆるチェーン店化されたサービスを嘆く否定的な声が多い印象です。

大戸屋は学生時代にたまに利用してましたが、なんせ注文してから料理が出てくるのが遅いのでランチの利用はしづらいのですが、その分しっかりと丁寧な味で、夜に時間がある時に利用してました。しかし、コメントを見ると最近は大分様相が変わっているようです。

似たようなチェーン店の「やよい軒」も個人的には同じ印象を持ってます。元々は「めしや丼」として始まり、開業当初は定食も冷や奴など品が充実していたのに、次第に少しずつ小鉢が減り、具材の量が減りと目に見えて改悪な状況が続き次第に行かなくなりました。「やよい軒」への改名も女性が入りやすいように、という狙いがあったようですが、ご飯おかわり無料につられ漬物で何倍もおかわりする男子学生か増えるなど、経営的には厳しい状況であつたと伺いしれます。

大戸屋に話を戻すと、コメントの多くはよく爪先まで見ているなと感じるものが多いですが、セントラルキッチンだからダメ、店内手作りでないとダメ、という意見は私は違うと思います。

いまのチルド技術は10年、20年前に比べて格段に上がってますし、効率化できるところはとことん効率化して人件費などコストの上昇を吸収し、サービスを「しれっと改悪」するのでなく「少しずつでも改善」して欲しいです。

もちろん、レトルトと一目でわかる見た目や味は論外ですし、お通しや店内接客くらいは人間味が感じられるお店であってほしいとは思いますが。

最後に、学生時代好きだった「若鷄と野菜のあんかけ?定食」を息子とおしゃべりしながら待ちぼうけして、ゆっくり味わいたいですが、もうそんな時代ではないんでしょうね。時代にあった新しく進化したサービスに期待しています!