「メイソー」NY上場〜日本はいつまでノスタルジーに浸ってるの?
「メイソー」(名創産業)がNYで上場したという記事を見た。
中国のいわゆる100均ショップである。ロゴがユニクロの赤ロゴに似ており、ソーがダイソーのソーと同じ100均ということもあり、ユニクロ、ダイソー、はたまたは無印商品もミックスしたパクリだという記事を日本ではよく見かける。
今回の上場も「パクリビジネスで上場とは何事か」という袋叩きのコメントを多く見た。
正直、大変悲しいことである。
中国在住者として言わせてもらうが、日本の百均よりもまだ温かみがあるし、置いているものも同じではない。品質も結構いい。少なくとも、日本企業のパクリだなんだというのは、かつて日本の記事を見るまで気づかなかったほどである。
100均ショップというビジネスモデルがパクリだなんだ云々というのは、とんでもない勘違いだろう。
地下鉄だの航空機だの、日本の殆どのものは主に欧米諸国から輸入したものであるし、日本のビジネスも殆どが他国のパクリである。
「昔俺が若い頃はこうだった、、、」とつまみながら酒とノスタルジーに浸るこのオヤジ国民性が、失われた30年の元凶であるのは言うまでもない。
日本の皆さんいい加減に目覚めようよ、
最近NYに上場した元気のいいユニコーン企業が日本から誕生しましたか?
マーケットで求められているのが何か?素早くお客を捕まえた方が勝ちなんです。
この記事を読んでとにかく悲しくなった。それだけである。