新しいランチのカタチ
日本では新しい形のランチが広まっているらしい。
運営会社は企業の休憩スペースに電子レンジと小型冷蔵庫、パック詰めのおかずを置かせてもらうだけ。
お昼どきになると人がそそくさと集まり、冷蔵庫から勝手に好きなもの取って、レンジでチンして、お金を貯金箱みたいな箱にチャリンと入れて決済完了。
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特にcanteenを置くほど余裕がない、中小規模の会社で広まっているという。
また、東京はオフィス街が密集していてランチ難民になりやすいし、最近はそもそも外に出られない、お店も空いてない状況なので売上が上がっているという。
日本らしくアナログチックなサービスだが、ビジネスの時間帯なら諸外国のアプリ出前より便利なのではないか?
・配達ドライバーとのやり取り、待ち時間なし
・弁当は冷めても食べられるよう添加物多くなりがち。その心配低減
・柔軟なおかずの組み合わせが可能
日本はどうしてもデジタル化が他国に比べて遅れがちなんだけど、これからは富裕層を中心にアナログ以上デジタル未満のサービスの需要が高まるのではないかと思う。
テーブルに座りアプリで注文すると自動電子レンジがおかずを温めて、ロボットがテーブルまで運んでくれるというオペレーションをデジタル家が考えそうだが、それで?という感じがする。
このサービスはいまのオペレーションくらいで丁度よいのかもしれない。
もう少し違う形のニーズがありそうだ。